平成30年9月1日付で、行政書士の成年後見制度の組織である、
一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター会員となります。
この会員になるためには、行政書士会に所属する行政書士のうち、
成年後見についての研修を30時間受講し、試験に合格したものだけが会員になることができるというものです。

一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターは、全国の行政書士のうち、
成年後見に関する十分な知識・経験を有する者を正会員として組織する一般社団法人です。
ご高齢の方、障がいのある方がご自身の意思に基づいて、安心でその人らしい生活をおくれるよう、
財産管理、身上監護を行ってサポートします。
このことにより、権利の擁護、福祉の増進に寄与し、個人の尊厳が保持されることを目的として設立されたものです。

厚生労働省の公表によれば462万人に上るとされる認知症高齢者の存在の実態があります。
私も行政書士としてコスモス成年後見サポートセンターを通じ、
成年後見制度の担い手となり、高齢化社会に貢献していく所存です。

コスモス成年後見サポートセンターの会員になると、
後見人等に就任したときは、
3か月ごとにコスモス成年後見サポートセンターに業務報告を行うことが義務付けられています。
業務内容、財産管理状況などを報告することで、
適正な財産管理を担保することができることになるわけです。

私は、31年間の社会人生活をおくり、そろそろ人生の終焉を迎える時期が間近になって
少しでも自分にできる社会貢献をして人生の幕を下ろしたいと考えていました。
そんなときに行政書士となり、行政書士としてできる社会貢献活動は何かと考えたとき、
「これしかない!」と思ったのが
成年後見でした。
私には成年後見で、ご高齢の方や障害のある方のお役に立ちたい!という想いが強くあります。
今後はコスモス成年後見サポートセンター会員として、
よりご高齢の方や障害のある方のお役に立てるよう、全力を尽くしたいと決意しています。
コスモス成年後見サポートセンター入会を機に、気持ちを新たに頑張っていきます。
よろしくお願いいたします。