今年も補助金申請シーズンが近づいてきました。

毎年2月中旬、若しくは下旬あたりから様々な補助金の公募が始まります。

補助金申請シーズンに向けて、これから公募が始まる予定の代表的な補助金にはこれらがあります。

・ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
・小規模事業者持続化補助金
・IT導入補助金

昨年の概要と今年の見込については次のとおりです。

●ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
日本経済の屋台骨である中小企業・小規模事業者が取り組む生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等の一部を支援するものです。
昨年の公募期間は2018年2月28日~4月27日でした。
一般型:補助上限額1,000万円 補助率1/2
小規模型:補助上限額500万円 補助率1/2(ただし小規模事業者は2/3)
今年は、もう少し早くから公募されるという噂もあります。
つい先日、1月31日に事務局が決定しました。

●小規模事業者持続化補助金
小規模事業者の事業の持続的発展を後押しするため、小規模事業者が、商工会・商工会議所の支援を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って取り組む販路開拓等を支援するものです。
昨年の公募期間は2018年3月9日~5月18日でした。
補助率:2/3以内
補助上限額:50万円
      100万円(賃上げ、海外展開、買物弱者対策)
      500万円(複数の事業者が連携した共同事業)
平成30年度第2次補正予算案の概要には、100万円(賃上げ、海外展開、買物弱者対策)
についのて記載がありませんので、実施されるかは不明です。

●IT導入補助金
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートするものです。
昨年の公募期間は2018年4月20日~6月4日でした。
補助金額:上限額50万円、下限額15万円
補助率:1/2以下
平成30年度第2次補正予算案の概要を見るとIT導入補助金の補助金額の上限は450万円と大幅に増額される見込みです。
補助率は1/2と変わりません。

以上の3つが代表的な補助金になりますが
今年からこれら3つの事業がまとめて「中小企業生産性革命推進事業」という名称になりました。